パスワード以外にWi-Fi接続のセキュリティ対策強化方法について何か実績はありますか?
ご質問
パスワード以外にWi-Fi接続のセキュリティ対策強化方法について何か実績はありますか? 例えばクライアント証明書をインストールした端末からのみしかアクセスできないなど。
回答
Wi-Fi接続のセキュリティ対策は、以下の2点になります。
アクセスポイントを無効にする。(Adhoc接続を無効化)
KeiganALI専用のWI-FIネットワークを作成し、WI-FIアクセスポイントには接続できる端末を固定する。(MACアドレスフィルタリング)にして、ALIと専用タブレットのみ接続できるようにする。
- safariのwebsocketで不具合がある(自己証明を受け付けない)
- ブラウザ間で証明書に検証に使用される項目が統一されていない。
- 正規の証明書はドメインがあるネットワークでないと設定ができない。 (IPで取得できるサービスも存在するらしいが、ALIのIP毎に取得する必要がある)
どの程度セキュリティが求められるかですが、例えばFAのようなIOT端末(ALI)やPLC等が混在するような環境なら通常は上記(1,2)のようにネットワーク自体を外部から複数の端末でアクセスできないようにCLOSEすると思います。
アクセスできる端末は固定されるので、内部をSSL化する必要はありません。 端末のMACアドレスが偽装される事を懸念する場合、証明書を作成してデバイスにインストールして端末を固定する事も可能ですが、証明書は複製できるため万全ではありません。
証明書を使用し、通信内容を暗号化する方法
証明書を使用して且つ通信内容を暗号化したい等の場合、クライアント証明書を要求するリバースプロキシを用いて以下の通り構築することは可能と存じます。
ALIの有線LAN<---リバースプロキシ---><--wifiブリッジ--><---社内ネットワーク--->※リバースプロキシの開発が必要となります。